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【伝説再び】新型DR-Z4SMがついに発表!気になる価格やオプションを独自取材してみた

バイクニュース

先日開催されたEICMA(ミラノショー)2024で待ちに待ったDR-Z4SMが発表されました。排ガス規制EURO5+に適合との事なので世界中での販売が可能に。

今回は現時点で発表されている事実情報をベースに重要な情報を抜粋しました!この車両が気になっているライダー向けに情報発信したいと思います。スズキ社へ取材した結果もご覧頂ければと思います。

以前に↓の記事で考察記事を書いたのですが、我ながら中々当たっている!笑
(スズキさん、プレ値で買うので筆者に車体番号0001を授けてくれませんか…)

先代のDR-Z4SMはその軽量な車体と40PSを発生させる極太トルクエンジンが相まって峠のナナハンキラー(死語)として恐れられていましたが新排ガス規制の施行と共に販売が中止。皮肉にも販売を終了してから絶大な人気車となった不遇なバイクでした。なぜか新車販売中は有り余っていたようですね(その頃に戻りたい!)
当時の筆者も先代DR-Z400SMが欲しくてたまらなかったのですがプレミア化した市場価格にはついて行けずどうしたものかと指を咥えて「またモタードに乗りたいな~」と思いを馳せていました。

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スズキへ問い合わせしたみた結果…

確定情報として発売は決定したけど皆さん大事なことをお忘れではないでしょうか?そう、日本で発売するとはどこにも書いていない!ほぼ間違いないんだろうが心配性な筆者が皆さんの疑問を解消するべくスズキのカスタマーセンターに問い合わせしたところ・・・

スズキ「日本国内での販売は予定しています!

という大変嬉しい返事を頂けました(スズキさんお忙しいところ貴重な時間をありがとうございました)しかしながら発売時期や価格、オプションといった詳細は決まっていないようでリリース情報をお待ち下さい。との事でした。公式発表の通り発売は2025年5月以降となりそうですね。

分かってはいましたが国内販売が確定したのでホッとしたのと同時に楽しみが増えました。DR-Z4SMのためなら仕事も頑張れる!

スペック

何がともあれ基本スペックは誰しもが気になる所だと思います。
スズキ社のHPに掲載されている内容は下記の通りです。DR-Z4Sと併せて記載します。

DR-Z4SDR-Z4SM概要
装備S.I.R.S.
(スズキインテリジェントライドシステム)
スズキドライブモードセレクター(3モード)出力特性を3モードから選択可能
スズキトラクションコントロールシステム
(2モード+Gモード+オフ)
リヤホイールの空転が感知された時に、エンジン出力を制御
ABS
(フロント+リヤ解除モード)
ABS
(リヤ解除モード)
電子制御スロットル
スズキイージースタートシステムクラッチレバーを引かずにワンプッシュでエンジン始動が可能
諸元全長×全幅×全高(mm)2,270 x 885 x 1,2352,195 x 885 x 1,190
ホイールベース(mm)1,4951,465
最低地上高(mm)300260
シート高(mm)920890
装備重量(kg)151154
タイヤ(フロント)80/100-21M/C 51P チューブタイプ120/70R17M/C 58H チューブタイプ
タイヤ(リヤ)120/80-18M/C 62P チューブタイプ140/70R17M/C 66H チューブタイプ
エンジン型式398cm3 水冷4サイクル 単気筒 DOHCエンジン
タンク容量(L)8.7
スズキHPより転載

先代DR-Zと比較すると車両重量は+9kg、エンジン出力は-2PS、ガソリンタンク容量は-1.3ℓとスペックダウンが数値からは読み取れますが、それらの欠点は電子制御とインジェクション化することで補うどころかパワーアップを果たしていると感じました。

というか-2PS、+9kgの違いは正直筆者には体感できないだろうし、ビビりな筆者は小まめな給油を心がけているのであまり問題ではないし、そんなことどうでも良くなるくらいカッコいいスタイルに惚れたから問題なし!こんな写真&映像見せられたら買うしかないでしょ!

エンジン・クラッチ

ほぼ新型エンジンについて

先代DR-Z400のエンジンを流用しているものの、ほとんどの部品が新設計品を搭載しているので全く別物のエンジンと言っても過言ではないです。流用品はシリンダーくらいかな?

デュアルイリジウムスパークプラグ、電制スロットル&インジェクション化、カムシャフトも新設計品でオーバーラップを最適化したとのこと。バルブに至っては吸気側はチタンで排気側は中空ナトリウム充填バルブとなっており超ハイスペックエンジンに仕上がっている模様。


ちなみにチタンバルブは軽量&高強度のため正確なバルブリフトを行え、ナトリウム充填バルブは冷却性能を高める効果があるようです。チタンバルブは国産バイクだとWR250にも採用されてますよね。語りたいことは色々あるけどここでは割愛!

マフラーはフルステンレス製の豪華仕様。テーパーエンドが今時ぽくてカッコいい!耐腐食性は問題なさそう。触媒付なのもあって社外品マフラーは高価になりそうですね。FMFなんかの爆音マフラーも見た目はカッコいいんだけど、音に疲れてしまう年頃なので筆者は当分ノーマルで乗りたいな。

アシスト&スリッパ―クラッチの搭載

サーキットを走る方なんかはドリフト時のコントロールやホッピング防止にも役立つであろうアシスト&スリッパ―クラッチが搭載されています。減速時のバックトルクを半クラッチ状態にして逃がすことで急激なエンジンブレーキを緩和できるスポーツバイクにはおなじみの装置です。
これが付いているという事はレバー操作もかなり軽いタッチになるはずなのでツーリングメインの筆者は凄く期待しています。

S.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)

先代DR-Zから大幅な改修がされているなと感じたのが↓で紹介する電子制御品の装着。SIRS(スズキインテリジェントライドシステム)が搭載されるとの事でした。
ほぼ新型エンジンと新型フレームという素材を電子制御というスパイスで味付けしているのが流石スズキ!期待を裏切りません。「これだよこれ!!」と思わず独り言が漏れてしまいました。

スズキドライブモードセレクター(3モード)

ハンドルスイッチを操作することで3種類のドライブモードを選ぶことができるみたいです。その日の気分や路面状況に合わせてスロットル開度に伴う出力特性が変化するようです。

各モードの説明は公式サイトの文章を翻訳したものを記載します。

モードA

スロットルを開いたときに最も鋭い反応が得られます。エキサイティングな加速を実現するように調整されており、良好な路面でのアグレッシブな走行に最適です。

モードB

スロットルを開くと、よりソフトなスロットル応答とより直線的なパワー伝達曲線を特徴とします。設定は、幅広いライディング スタイルと道路状況に適合するように調整されています。

モードC

よりソフトなスロットル応答とより穏やかなトルク特性を提供することで快適性を優先します。このモードは、緩い路面や滑りやすい路面を走行する場合に便利です。

各モードでこんなにも特性が変わるのかと興味津々で見ていました。バイクに慣れていない時期はモードCにしてゆったり運転して、運転に慣れてスポーツ走行を楽しみたい!という時にはモードAと使い分けることができるので初心者、ベテランを問わずどんなライダーでも自信を持って運転できるんじゃないかと思います。

後述しているトラクションコントロールと組み合わさることでどんな環境でも快適な走りが楽しめると思います。

スズキトラクションコントロールシステム(2モード+Gモード+オフ)

後輪の空転を制御してくれるものです。2つのオンロードモードに加えてG(グラベル)モードというオフロード用の制御モードも搭載しているようです。スズキさんの本気度が伝わってきますね。各モードの説明を下記してきます。

オンロードモード(2パターン)

ざっくり言うとハイサイドやスリップダウンを防いでくれる装置です。
標準となるオンロードモードは2つのモードが存在するようです。モード1は乾いた舗装路面用、モード2は濡れた舗装路面用になってるみたい。恐らくだけどモード2の方が制御の介入度は高いのではないかと予想。

もちろんシステムをオフにしてあれやこれやと好きなように乗り回すこともできる!

G(グラベル)モード

聞きなれないこのモードは未舗装路用のモード。こちらはフラットダートでの使用を前提にしているみたいですね。モタード乗っている方は林道走行することも結構あると思うのでこのモードは助かりますよね。若干ホイールスピンを許容するような制御をするようなので、「これぞモタード!」という走りを経験できること間違いなし!早くこのモードを使って林道に行きたいです。

ABS(リア解除モード付き)

日本では装備必須ですっかり馴染みのあるABSは例外なくDR-Z4SMにも付いています。ただし、DR-Z4SとSMでは仕様が異なりDR-Z4SMではリアのみ解除できるようです。握りこけ怖いし解除することはなさそうかな…

電子制御スロットル

英語版の商品ページを見るとライドバイワイヤ電子スロットルと記載があることからケーブルを介して開度調整できるスロットルと思われます。ケーブルを介す事によって電制スロットルながら遊びの調整ができるとのことです。

林道なんかを走行していると転倒することが稀にありますがスロポジセンサーみたいな精密部品は壊れやすいためその対策なのかな?と個人的に思いました。オフロード遊びをするユーザーのことを良く考えているなぁ~

スズキイージースタートシステム

バイクに乗る時に毎回必ず行うことと言えば…そうエンジンスタートですよね。この機能はボタンをポチっと1回押すだけでエンジン始動できてしまうという超優秀な機能です。地味じゃね?と思うかもしれませんがこれ滅茶苦茶良い機能だと思いました。

毎回行うことはなるべく自動化したほうが楽なのは間違いないですよね。

メーター周り

GSX-R125系のものを流用っぽいです。タコメーターは見たところ無いですがオフ車やモタードはシンプル表示で良い!以前筆者が乗っていた701SuperMotoなんて速度、ODO、時計しかなくて最初は困惑したのを思い出しましたが運転中は必要最小限の情報だけにしたほうが集中できて安全運転にもつながると感じています。
なので表示はシンプルな方が絶対良い!情報ゴテゴテの最近のメーターにうんざりしている方には刺さるんじゃないでしょうか。

オプション

現時点で判明しているのは画像の内容のみです。スズキさんに問い合わせた際にはETCやドラレコ等の日本独自のオプションについては不明と言われてしまいました。最低限ETCは取り付けたいんだけどカウルorシート下のスペースが広いことを祈ってます。

DCソケットの位置は先代DR-Zと同じ位置ですよね。なんだかリスペクトを感じる一方、ローシートはこれクッション性大丈夫?というくらい薄くて先代で散々言われていた三角木馬プレイが復活しそうですね。

車体カラーは2色展開

発表されている車体カラーはスカイグレーとソリッドスペシャルホワイトの2色。筆者の推しはスカイグレー!将来的にカウルにデカール張り付けたりするなら黒リムホイールの方が合わせやすいかなと思いました。

スカイグレー
ソリッドスペシャルホワイト

こうして見比べてみると眩いホワイトも捨てがたいですよね。車体色とは関係ないですがフロントフォークがブラックなのは個人的に凄くポイント高いです。

リアの気になる筒は工具入れ?

公式ティーザーを見ていたらすごく気になるものが映っていました。写真には映っていなかったのですが、EICMA展示車両には取り付けられているんですよね。

画像赤丸の部分です。これなんだろう?と思っていたんですが工具入れの用途以外思いつきませんでした。心当たりがある方がいればコメントで教えて頂けると幸いです。市販車両には取り付けられるのかな。カウル下にETCやドライブレコーダーが収納できるスペースがあるとありがたいですよね。

筆者がDR-Z4SMを買ったらやってみたいカスタム

ここからは完全に妄想の世界ですが筆者がDR-Z4SMを購入したらやってみたいな~と思っているカスタムをつらつらと書いていこうかと思います。

外装交換!

DR-Z4Sのグレーがカッコいい!ということで外装スワップをやってみたい!
オフ車のカウル類ってかなり安い部類に入るし交換も簡単にできるので着せ替え感覚で楽しめるかなと。

フェンダーレスキットの取り付け!

サードパーティー任せですが発売したら取り付けしたいと思います。
カッコいいバイクはお尻がスッキリしている!という法則に則り今回も泥はねを気にしないことにします。

コンフィギュレーターでオプションてんこ盛りにしてみた!

最後は北米スズキのサイトに設置されていたコンフィギュレーターでオプションてんこ盛りにして筆者の手元に来るまでムフフと妄想してみることにしました。ローシートはあまりにも薄くて筆者のお尻が心配だったので取り付けないことにしました。

慣らし運転最速で終わらせて来年こそ北海道ツーリングに出かけたいな~
発売が待ち遠しい!

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