2022年に発売されたが彗星のごとく消えていったアイツが帰ってきた!2022年10月に発売したが2023年11月から施工された平成32年(令和2年)排ガス規制に対応するために販売はわずかな期間となり、海外での販売のみとなっていましたが2025年に満を持しての販売再開となるKLX230SMについて調べ上げてみました。
この記事を読むメリット
2025年発売の新型KLX230SMについての概要やスペックを分かりやすくまとめてあるのでサクッと情報を仕入れたい方は是非最後まで読んでいって下さい!
KLX230SMの概要
カラー展開は「バトルグレー」と「ファントムブルー」の2色がラインナップされます。
2023年モデルにもあったゴールドアルマイトリムはオプション扱いとなっており税込54,813円で選択できるようです。また、シェルパでは標準になっていたファットバーも税込13,530円で選択可能に!
スペック・寸法
各項目をクリックでスペック表が展開されます。
エンジンスペック
最高出力 | 13kW (18PS) / 8,000rpm |
最大トルク | 19N・m (1.9kgf・m) / 6,400rpm |
エンジン種類 | 空冷4ストローク単気筒 |
総排気量 | 232cm³ |
内径×行程 | 67.0 x 66.0mm |
圧縮比 | 9.4:1 |
弁方式 | SOHC 2バルブ |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション (ø32mm x 1) |
エンジンオイル容量 | 1.3L |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段リターン |
走行性能・シャーシ
フレーム形式 | セミダブルクレードル (高張力鋼ペリメター) |
懸架方式 (前) | テレスコピック (インナーチューブ径37mm・倒立) |
懸架方式 (後) | ニューユニトラック / プリロード調整可 |
ホイールトラベル (前) | 188mm |
ホイールトラベル (後) | 223mm |
キャスター | 24.9° |
トレール | 77mm |
ステアリングアングル (左/右) | 45° / 45° |
タイヤサイズ (前) | 110/70-17M/C 54P |
タイヤサイズ (後) | 120/70-17M/C 58P |
ブレーキ形式 (前) | セミフローティングシングルペタルディスク (外径300mm) |
キャリパー (前) | デュアルピストン |
ブレーキ形式 (後) | シングルペタルディスク (外径220mm) |
キャリパー (後) | シングルピストン |
寸法・重量
全長×全幅×全高 | 2,035 x 845 x 1,125mm |
軸間距離 | 1,365mm |
最低地上高 | 220mm |
シート高 | 840mm |
車両重量 | 137kg |
燃料タンク容量 | 7.6L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料消費率 (国土交通省届出値) | 45.5km/L (60km/h・定地燃費値、2名乗車時) |
燃料消費率 (WMTCモード値) | 34.7km/L (クラス2-1、1名乗車時) |
最小回転半径 | 2.1m |
乗車定員 | 2名 |
生産国 | インドネシア共和国 |
型式 | 8BK-LX232A |
メーカー保証 | 2年 |
発売予定 | 2025年1月13日 |
↓は海外ユーザーの動画ですが0-100kmの加速も申し分ないですね。
主要装備
主要装備は以下の通りまとめました。シンプルなのが良いね
メーター
メーターはKLX230シリーズと同様のものが採用されていますね。スピードメーターが中央表示。燃料計、トリップメーター、時計、各種インジケーター必要最小限のものが配置されています。
ハンドル・スイッチ
純正ハンドルはオフ車によく採用されているブレースバー一体型の鉄製ハンドルが取り付けられています。この手のハンドルについているブレースバーってスマホホルダーや電源ソケット付けたり拡張性高くて良いですよね。また、オプション(税込13,530円)でアルミファットバーへの変更も可能!社外品への交換の手間や部品代、工賃を考えたら筆者だったら間違いなくオプションにするかな。
ハンドルスイッチも非常にシンプルで押し間違いもしなそう。色々なスイッチがあっても結局ほとんど使わない筆者には刺さる構造!なお、ABSキャンセル機能は付いていないようです。使用頻度は少ないだろうしそこは割り切れるかな~
前後ホイール・タイヤ・ブレーキ
前後タイヤは少々固めとのインプレが多いIRCのRX-01を採用
フロントは110/70、リアは120/70となっており峠道を快適に走るくらいなら全く問題無さそうです。フラットダートも卒なくこなしていけるタイヤだと思います。
ブレーキローターはフロント300mmの大径、リアは220mmが採用されていてストッピングパワーは十分ありますね。
スイングアームですがKLX230、シェルパはアルミ製を採用していますがSMはスチール製になっているようです。大径ブレーキローターと倒立フォーク採用しているのでそことの予算の兼ね合いですかね。
グレー×ゴールドの組み合わせ!リムが映える!
ライト・電装品
ヘッドライトはLED。暗くなった峠や林道(危ないからできれば走らないで!)でも大活躍ですね。
シート
分厚くて座り心地良さそうですよね。
シート高は840mmなので足つきは良さそうだし社外品でハイシートを入れる選択肢も持てますね。
ヘルメットロックホルダー
地味に助かる装備。最近のヘルメットやインカムって高いからこれで安心してバイクから離れて食事行けます。
乗り出し価格はいくら?
筆者の願望でオプションを画像の通り入れてみたら654,302円となりました。これなら十分手が届く!この金額に自賠責保険や販売手数料(登録諸経費など)が掛かるとして多くの方が70万~75万円の範囲で収まるのではないかと思います。いっそのこと「150万円でシェルパと2台持ち」なんてのも面白そう!いずれにしても来年の発売が楽しみですね。
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