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【Ninja1000SX】10000km乗ってレビュー!率直な感想をつらつらと書いていく

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こんにちは。 
Ninja1000SXが納車されてから1年ほどが経過したのでそろそろレビュー記事を書いても良いかと思い今回の記事を書いております。

この記事ではNinja1000SXをこれから購入しようとしている方や「ニンジャってどんなバイクなの?」という方へ刺さる内容になっていますので是非最後まで見ていって頂ければと思います。

この記事を読む3つのメリット
  • Ninja1000SXの魅力をご紹介します!
  • 自分に向いてるバイク?向いてないバイク?ハッキリさせられます!
  • 忖度無しのレビューを知れます!
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Ninja1000SXってどんなバイク?

ツアラーという位置付けにあるニンジャですが、スポーツタイプのバイクと比較してハンドル位置が高く、大型のスクリーンを搭載してしており巡行性にとても優れているのが大きな特徴です。

また、グリップヒーターやETC、クルーズコントロールを標準装備しており快適なツーリングを実現できます!それでいてスポーツ走行もこなせてしまうマルチロールなバイクと言えるでしょう。

長距離ツーリングもキビキビした走りをしたいというワガママな願望を叶えてくれるのがNinja1000SXというバイクです。

カタログ上のスペックは以下の通りです。

スペック

全長 2100mm
全幅830mm
前高1190mm
シート高820mm
エンジン水冷 直列4気筒 4ストローク
排気量1043cc
最高出力104kw(141PS)
車両重量236kg
燃料タンク容量19ℓ
ガソリン油種ハイオク
燃費(WMTCモード値)17.5km/ℓ
Ninja1000SX 2023年モデル

契約してからの納期について(カワサキプラザの場合)

筆者の場合ですが店頭在庫車を購入できたため、契約を済ませてから2週間程で納車となりました。
ショップ事で事情が異なるため、一概に納期をここで書くことはできませんがSNS等を見る限りでは在庫がない場合、長納期を覚悟しなければいけない状況のようです。
この事からカワサキプラザや中古車販売店等で在庫を見つけたら迷わず購入するのが良いでしょう。

Ninja1000SXに1年乗ってからのレビュー・インプレッション

Ninja1000SXをデザイン・走行性能・燃費・積載性の4項目に分けて筆者のインプレッションを行っていきたいと思います。

デザイン

全体的なデザインとして、ぱっと見でツアラーに見えないくらいの戦闘力の高さがにじみ出ています。
前後や横、どの角度から見てもカッコイイ(自画自賛)

車体色はブラックをメインにグリーンorレッドを差し色としたカラー展開です。
傷が目立ちやすい色なので納車時にガラスコーティング等をすることをおすすめします!

個人的にはこん棒のようなマフラーはどうにかならないものかと思っています…

走行性能

高速道路ではクルーズコントロール、峠道ではトラクションコントロールがバリバリ働いてくれるので快適そのもの。
このバイクにはKCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)と呼ばれる機能が搭載されており、6軸センサーとIMUと呼ばれる慣性計測装置が演算を行い、コーナーリング中にエンジン制御、ブレーキ制御を行うことでスムーズなコーナーリングを行うことができます。
これ個人的には衝撃的な機能でした!コーナー中にリアブレーキのペダルが振動している事があるので不思議に思ったことがあったのですが、KCMFの介入によるものだったんですよね。
これに加えてクイックシフターが付いており、鬼に金棒とはこの事です。

最大出力よりもトルクを重視している味付けなのか、6速1500rpmくらいからアクセルを開けても加速していく程のパワー感があります。流石ニンジャ。
筆者的には乗車姿勢がキツイSSに乗るくらいなら断然こちらを選びたいです。

ひとつ難点があり、236kg(パニア積載時はそれ以上)ある車体ですのでエンジン停止時の手押しはまあまあ重いです。夏なら覚悟がいるレベル。
走り出してしまうとヒラヒラと走ってくれるので快適そのものなのですが、唯一難点を上げるとしたらこれくらいでないでしょうか(走行性能に直接関係ないかもしれませんが…)

燃費について

筆者の場合ですが高速道路だと約20km/ℓ、下道だと16~18km/ℓ程度になります。
燃料タンクは19ℓなので最悪の燃費で計算すると304km、良い条件だと380km/ℓ走れる計算ですが、ガソリンが尽きる前に筆者の体力が尽きることが多々あるので必要十分と思ってます。

ハイオク仕様のため、昨今のガソリン価格上昇には頭を抱えることもありますが、特に燃費に対して不満を持ったことはありません!

積載性

車体への積載性はほぼゼロに等しいです。
筆者はシート下にドライブレコーダーの本体と車検証を収納していますが、他には何も入らないため、オプションのパニアケースやシートバッグを活用することで積載性を高めています。

片道100km以内の近距離ツーリングであれば車体に取り付ける手間を減らしたいのでウェストポーチで代用してたりします。
お財布、スマホくらいの持ち物であれば手軽なポーチが良いかもしれません。

足つき

筆者は身長168cm。
両足べったりまでは行きませんが不安になるほど足つきが悪いと思ったことはありません。

820mmというシート高は数値だけ見ると少し高く見えますが、実際のシートは足つきが良くなるように加工してあるため跨った時のフィッティングは違和感無く、足つき向上にも一役買っています。

筆者と同じくらいの身長の方は立ちごけの不安なく乗れるんじゃないかと思います!

このバイクの良いところ

カスタムの必要がない洗練されたデザイン

とは言え自分のバイクをカスタムしたくなってしまうのはバイク乗りの宿命。
筆者も例外なくカスタムをしてしまいました。

純正とは思えないほどの豪華装備

Ninja1000SXには…

走行モードの切り替え、トラクションコントロール、スリッパークラッチ、クイックシフター、グリップヒーター、ETC、DC電源ソケット、手動可変スクリーン…

なんとこれらの装備はすべて純正価格に含まれています!
個人的にはグリップヒーターとETCが純正なのには驚きとお財布に優しくて本当に助かりました。
ETCインジケーターは純正品なのでメーター内に設置されていて、見逃しにくくなりました。

また、クイックシフター車は初だったのですが、一発目の感想は「これ楽すぎる!」でした。
元々はレーサーマシンに搭載されていた技術らしく、クラッチを握らなくてもレバーに軽く踏力を掛ければギヤがスコスコ入るという代物なのですが、これがツアラーバイクとの相性が抜群に良いです!
バイクに乗っていると渋滞や長距離の運転で手が疲れてクラッチを握るのが辛くなるのはバイク乗りあるあるかと思います。
しかしこのクイックシフターが搭載されていることで手への負担を大幅に軽減することができます。
乗り味も車のパドルシフトATに乗っているみたいで物凄くスムーズ。
国交省はABSよりもクイックシフター標準装備を義務付けた方が良いと思ったレベルの素晴らしい機能です。


カワサキプラザの方曰く、ニンジャシリーズにはカワサキの最先端装備を組み込む流れがあるとのことで他のバイクより群を抜いて豪華装備になる傾向があるとのことでした。

希望小売価格159万円に対してこれらの装備群は非常にコスパが高いと言わざるえません!
大満足な買い物ができたと思っています。

このバイクの改善してほしいところ

車体にはこれといった不満はないのですが、アフターケアやオプションパーツについて改善してほしい点があったので、下記していきたいと思います。

カワサキケアが付帯してくる

新車で買う場合限定です。

カワサキケアとは対象車をカワサキプラザで購入した場合、初回車検までの点検費用とオイル交換(年1回)が無料で付帯します!というものなのですが、車体価格に点検費用が織り込まれているだけなんですよね。

筆者は近年、バイクのメンテはプロに任せてしまっているので助かっていますが、定期点検やオイル交換を自分でやれる方にとっては少し割高な車体費用となるので、人によっては不満になりうるポイントかと思いました。

パニアケースの足が脆い

純正オプションのパニアケースを購入したのですが、購入後2か月ほどでケースを支える足が折れてしまいました。
足の取り付け部を見てみるとあまり頑丈には見えない足が…

地面に置くと傾いてしまい物凄く不便なので泣く泣く接着剤で応急処置しましたがいつまで耐えてくれるか…
唯一の不安点かもしれません。

カワサキさん!この記事を万が一見てたら次モデルのパニアは補強したものにしてください。
よろしくお願いします!

購入してからしたカスタム

筆者が実際に行ったカスタムを紹介していきたいと思います。
派手なカスタムが好きではないため、必要最小限でカスタムする方針としています。

フェンダーレスキット

「カッコイイバイクはお尻から」ということで取り付けてみました。
必要部品はすべてACTIVE製で統一しています。
フェンダーレスにするだけでスポーツ車っぽい雰囲気がグッと増したような気がするのですがどうでしょうか?

マフラー交換

テックサーフ製のマフラーを取り付け。
分かってはいたのですが思いのほか爆音になってしまい、パニアケースが使えなくなるという不都合があるため現在はほぼ封印状態です。

気分によって付け替えたりして楽しんでます。

ドライブレコーダー取り付け

現代のライダーにはほぼ義務と言っても過言ではないドラレコ!
自分自身を守るためにも取り付けしました。
取り付け場所は前:ミラー横、後:ナンバー上とそれぞれ目立ちにくい箇所にしました。

役に立つ日が来ないことを祈って安全運転するように心がけています。

スマホホルダー取り付け

ロングツーリングで初めての場所を訪れる時はスマホナビを多用するので、
当初はRAMマウント製のものを使っていましたが、ステムホールの差し込み部がゴムでできており、どう取り付けてもガタガタでまともに使えなかった為、プロト製に変更しました(アームとホルダーはRAMマウント製のまま)

この組み合わせは大正解で取り付けも簡単、視認性良好で満足度の高いカスタムでした。

タンクパッド取り付け

見た目的には無い方が好みなのですが、乗車した時にウェアのチャックが当たることでコーティングが剥げて傷が付いてしまったため、急遽取り付けすることにしました。

フェイクカーボンですが機能は必要十分満たしてくれているので満足しています。

上記してきたカスタム内容の詳細はこちらの記事からも確認できます。

まとめ

納車されてから1年目のインプレ記事を書いてみましたが如何でしたか?
Ninja1000SXの購入を検討されている方、既に乗っている方の参考になれば幸いです。
総合的に見てコスパが高く、走行性能も文句無しのバイクだということが伝わったかと思います。
2023年現在は比較的在庫が安定してきたとの情報もあるので、カワサキプラザ等で是非見てください!

また、下取り用でバイクの売却を検討している場合は買取シェアNo1のバイク王がお勧めです!
筆者自身も何度も利用していますが、他社と比較して買取金額が圧倒的に高いためです。

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