みなさんこんにちは。
近年、退職代行を使い退職しようとする方が増えていますが、ちょっと待ってください!
この記事では実際に起きたトラブル事例を交えて、退職代行を使ってはいけない理由を解説していきたいと思います。
はじめに
僕自身は今の職場に不満があればすぐに転職活動をするべき!と考えています。
が、近年トラブルの増加が良く耳に入ることもあり「低価格を売りにした退職代行の使用はお勧めしない」というスタンスを取っています。
近年、低価格を売りにして即日退職!という広告をよく見かけます。弁護士でない運営が対応することによりトラブルが発生し退職に失敗した事例を聞くことがあります。
弁護士であれば正規の手続きを行うことで下記していくトラブルを避けることができるので割高ではありますが、必ず弁護士が運営する退職代行サービスを使用しましょう。
理由1:転職先にバレるリスクがある
これが一番の理由です。
転職先の人事担当者はあなたを雇用する前に、前職場に「なんでやめたの?」と確認することがあります。その際に前職場の方が「退職代行を使って突然辞めちゃって…」なんてことを口走ったら転職先の人事担当はあなたの評価を考え直すことになるでしょう(少なくとも僕ならそう思います)
面接時にいくら綺麗で立派な言葉を並べても結局は「うちに来ても嫌なことがあれば退職代行でやめちゃうんだろうな~」と思われてもおかしくないです。
また、粗悪な退職代行業者はその名の通り退職代行がメインの仕事であって、あなたが退職した後の事まで面倒は見てくれません。
悪評のせいで良い企業と巡り合う機会が失われる可能性があるのがお勧めできない理由です。
理由2:トラブルが絶えない
実際に僕の所属する会社であった出来事なのですが、新卒で入社した他部署のA君。
比較的カッチリした部署の雰囲気に馴染めずに退職を決意し、格安の退職代行に依頼したみたいで
翌日に退職代行業者から電話が掛かってきたとのことですが、言っていることがとにかく支離滅裂!
法務部に照会してもらったら「反社の可能性あり、相手の弁護士資格を確認すること」との指示がありました。
相手方にその旨、問い合わせたところ、「それを言う法的根拠はあるんですか?」の一点張りで話にならなかったそうです。
基本的に企業との交渉には弁護士資格が必要であり、無資格者に対しては取り合う必要はありません。
悪質な退職代行業者の中には弁護士資格が無いにも関わらず企業と交渉を行ってしまい、
逆に訴訟を起こされるといったトラブルが発生することもあるようです。
担当者は「訴えるならご自由にどうぞ」の精神でスルー。
業者が訴えてくることは無く、無断欠勤扱いになったA君は結局、会社と直接交渉をして退職していきまました…
理由3:自分自身の成長に繋がらない
根性論になってしまうかもしれませんが人間は楽な道を見つけてしまうと堕落してしまうものです。
「職場と揉めたら退職代行を使えばいいや!」という逃げ癖がついたら嫌なことがあるたびに、退職代行で職場を転々と…あなたのキャリアに傷が入ること必須でしょう。
円満に退職するには
最後に…
それでも退職代行を使うことを決断した方は必ず弁護士が運営している会社で申し込むようにして下さい。すんなり退職するつもりが泥沼にハマってしまうことを事前に防ぎましょう!
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