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【北海道ツーリング】1週間以内で巡るおすすめスポットや穴場を紹介!

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今回は北海道ツーリングに行ってきました。
初めての長旅ではありましたが、これから北海道ツーリングへ出かける方におすすめのルートやスポットを厳選して紹介していきたいと思います!

この記事はこんな人におすすめ!

・初めての北海道でどのルートを通ればいいか分からない!

・北海道のおすすめスポットが知りたい!

・オフ車で北海道の林道を走りたい!

という人にはもってこいの情報を記事にしてみたので是非最後まで見てください。

下図は筆者が6日間掛けて北海道を走ったルートになります。
日毎に色別で分けてありますので、それぞれ紹介していきたいと思います。

(雑な塗り方ですみません!)

必須装備をまとめた記事はこちらから!

【オフ車で行く北海道ツーリング!】必要な持ち物を紹介します
7日間、3000kmの北海道ツーリングでしたが、「持っていくべきもの」や「これは要らなかったな」と感じたものをなるべく簡潔に紹介していきたいと思います。
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【1日目】苫小牧東フェリーターミナル~留萌市周辺

フェリーから降りたら広大な大地が広がっています!
筆者の場合、船酔いが酷かったので近くのセコマに寄って落ち着くまで一休み…

おすすめ絶景スポット1 「幌内字隆林道」

苫小牧フェリーターミナルから小一時間走ったところにある林道です。
入口から入ってすぐは↓のような景色が広がっています。

しばらく進むと北海道の山々がすぐそこに広がっています。
この日は晴れていたこともあって絶景を拝むことができました!

この林道は良く整備されており非常に走行しやすかった林道でした。
ただし、山側はガードレールや木が生えておりませんので、スピードの出しすぎでオーバーランすると谷底へ真っ逆さまです。
対向車も通りますので、通行する方は安全運転で楽しんでください。

入口は少々分かり難いのでご注意ください。苫小牧方面から59号線を進むと、左手に入口が見えてきます。
トンネルに辿り着いてしまったら行き過ぎなのでUターンして探してみましょう。

疲れたらセイコーマートで休憩を!

林道を抜けたら小腹が空きます。
そんな時に助かるのがライダーの聖地セイコーマート(通称セコマ)です。
地元では非常に有名なコンビニで、ジンギスカン等北海道ならではのラインナップが充実しているので寄り道する価値ありです!

筆者のメモ

この日は林道をフラッと走ってから、鷹泊自然公園にキャンプ泊!の予定が「熊出没」により撃沈。
ほかのキャンプ場を探すもコロナ禍の影響かどこも営業しておらず、時間は20時過ぎでガソリンは残り僅か…
初日から野宿を覚悟していたが、偶然通り掛かった温泉宿(北龍町のほたるの里)へ泊れることに!旅はある程度の計画性と情報収集が必要だと学びました…

【2日目】留萌市~稚内市

北海道にはどこまでも続く直線道路がたくさん存在します。
2日目で直線に飽きてしまったのでなるべく迂回して峠道や林道を通行することに…

こんな道路も最初は良かったのですが、雨が続いてたこともあって丸2日も走っていると発狂しそうになります。

おすすめグルメスポット 「北のにしん屋さん」

232号線の日本海オロロンラインを北上しているとおもむろに見えてくるのが「北のにしん屋さん」です。
こちらではボリューム満点の海鮮丼が食べられる他、漁師さんの直売所となっているので、海産物が他の店より安く買えます。

このうに丼、お幾らだと思います?都内やそこら辺の観光地だとかなりのお値段しますが、北のにしん屋さんでは2000円です(驚愕)
このボリュームでこの値段は非常にコスパが高く、ウニも塩が効いてて風味を物凄く感じました。
海鮮丼では初めて醤油を掛けないで食べた1杯かもしれません。


営業時間は11時~14時までと短いため、旅程によっては寄れない方もいるかもしれませんが、もし開店時に立ち寄れたら絶対に海鮮丼は食べていくべきだと思います!

おすすめ絶景スポット 「日本海オロロンライン」

筆者がここを訪れた際はあいにくの雨でしたが、晴れたら絶景間違いなしと思ったので紹介したいと思います。

北海道ツーリングと言えばここ!という方は多いのではないでしょうか。
ツーリングマップルの表紙に選ばれたりと有名どころですね。
最北端を目指す過程の通り道でしたが、良い景色に出会えました。

筆者のメモ

キャンプ道具を持参したは良いが大雨により稚内市のドーミーインへ宿泊。

ドーミーインの朝食は全国どこでも素晴らしいクオリティ


天気予報を見るとこの先ず~っと雨。
旅の疲れも中々取れないこともあり、次の日にキャンプ道具は家に送ってしまいました…
シートバッグがガラ空きになった分、サイドバッグの荷物を詰め込んでみた。
おかげで身軽になったし、テントの設営時間も短縮できたりで良いこと尽くし!と思わなければやったられなかったが、この判断が後に大正解でした…

【3日目】稚内市~紋別市

前日の雨から一転してこの日は朝から晴れ間が!
少し早起きしてガンガン突き進むことに!

宗谷岬牧場

稚内といえば日本最北端の地、宗谷岬が有名ですが、こちらのスポットは超穴場!
山を丸ごと切り開いた牧場が広がっています。
斜面には牧草を食べる牛たちの姿が…

頂上に登る道では野生のキツネ親子との出会いも…

物欲しげに近づいてきますが、餌をあげることによって生態系を崩す危険があるので、我慢我慢…
牧場の風景を堪能したら目の前の宗谷岬へ立ち寄って日本最北端を拝んでいきましょう!

エヌサカ線&海沿いのダート

海沿いに位置する直線道路と、それに並行して走っているエヌサカダートの紹介です。

「ザ・北海道の道」って感じです。
直線が長すぎて道の終わりが見えませんでした。日本にこんな道があるのか…と感動してしまいました。

エヌサカ線

エヌサカ線を堪能した後はすぐ隣にあるダートを走ってみることに!
こちらの道路も適度に長いダートが続いており、全体的に走りやすい印象でした。

道沿いの草木に接触しないようにご注意を

海沿いのダートは中間あたりから突然フカフカの砂ダートになるので、スピードを出しすぎてハンドル取られて転倒しないようにご注意ください。
後半もジャンプしてしまうくらいの凸凹が続きますので安全運転でツーリングを楽しみましょう!

【4日目】紋別市~網走市

この日はグルメもほどほどにひたすら移動する日でした!

美幌峠

道中はひどい雨と霧でしたがこの景色を見るために我慢して良かったです。
風が大変に強いので持ち物が飛ばされないようご注意ください!

相変わらずの曇りですが、雨じゃないだけマシか…という事で気を取り直して散歩してみました。

ここ、美幌峠は美空ひばりさんの歌の舞台にもなった土地らしく、こんな石碑もありました。
なんか歌が聞こえるな~と思ったらスピーカーから美空ひばりさんの歌がほんのり流れています。
日没近くで回りに一人もいなかったため、ちとびっくりしてしまいました。

メルヘンの丘

男一人旅で行くのは躊躇してしてしまう名前のスポットですが、景色が素晴らしいので、余裕がある方は是非寄ってみてもらいたいスポットです。

畑の奥には7本の木が!映画のワンシーンに出てきそうな景色が広がっていました。
周りにも写真目当ての方達がたくさん居ました。

身体は疲れでボロボロですがこの景色は癒される!

筆者のメモ

連日の雨とダートツーリングで身体がボロボロ…
明日は温泉に行って癒しを求めることに!

【5日目】網走市~釧路市

網走監獄博物館

この日は趣旨を変えて博物館へ行ってみることにしました。
入口から重々しい雰囲気が漂っていますね~
が、こういう雰囲気は嫌いじゃないです!ということで日本版ザ・ロックへ突撃です。

入り口では看守さん…の人形がお出迎えしてくれます。

博物館の外周には当時の門がそのまま残っています。
既に歴史を感じますね。

この監獄は北海道を開拓するために本州から囚人を派遣したとか…
遠征した時はこんな感じで雑魚寝してたそうな。
みんな足が出ていて寒そうです…

爆音駆除器なるものも展示してありました。バイク好きとしてはどんな音を奏でるのかとても気になりますね。

いよいよお待ちかねの監獄棟に行きましょう。
この監獄は建物中央にある見張り台を中心に5方向へ放射状に通路が伸びており、効率よく牢屋を監視していたそうです。
実際に中に入って周囲を見回してみると、確かに2人くらいいれば全方向を監視できる構造でした。
良く考えられているんですね~関心していました。

外に出ると、懲罰房なるものがありました。
サウナのような外観のこの建物、収監中に悪さをした囚人を反省させるために入れる場所だそうです。
中は真っ暗でとても狭い…こんなところに1日も居たら反省するまえに頭がおかしくなること確実です。

秘湯!川北温泉

博物館を後にした後はひたすら南下します。
連日の雨とダートツーリングで身体はバキバキ、この日はオフロードは止めて温泉に立ち寄って体力回復を図りました!
せっかくだからテレビに出てくるような秘湯に行ってみたいという事で、ツーリングマップルを熟読して見つけたこちらの温泉に行ってきました。

244号線沿いにあるこの看板を見つけたらダートを走ってあとちょっとです!
筆者はここに辿り着くまでに1時間以上、近くの林道をウロウロして迷ってしまいました。
土地柄か、スノーモービル禁止の看板が…

ここから約5kmの凸凹ダートを進むことに…
(車1台分の道幅しかないので通行の際は対向車に気をつけてください)
土砂降りで気が進まないがここまで来たからには…という事で雨と泥まみれになって温泉まで進むことに。

ついに秘湯に到着しました!筆者以外お客さんはいなかったので写真撮影させてもらいました。
更衣室と温泉はちゃんと男女別で区切られていますのでご安心を!

この秘湯感!大自然の温泉を独り占めです!(雨だし当然か…)
「熊出没注意」の看板を横目に見ながらお湯につかるが、めちゃくちゃ熱い!雨で冷えた体に温泉が染みます。
さすが源泉…横に置いてあった赤いホースは温度調整用の冷水でした。
温泉自体は硫黄の匂いで白濁しており、とても神秘的な色です。

※この川北温泉は地元愛好家の方々によって維持管理されているとのことでした。
来場される方は、次に使う方のためにもキレイに使いましょう!
また、道中は凸凹ダートが続き、温泉付近はヒグマが出没することがあるとのことで、一人での来場は避けた方がいいと思います。

筆者のメモ

この日は川北温泉に行くために散々迷った都合で、あまり観光はできず。
しかし、網走監獄博物館は本当に行ってよかった!開拓してくれた囚人と看守に感謝して明日も北海道を走る!
そして連日の雨は相変わらず。ここまできたら笑えるぞ~

【6日目】釧路市~苫小牧東フェリーターミナル

釧路湿原や同爺湖を探索したかったのですが、この日は寝坊してしまいフェリーに乗り遅れそうだったため、急いで帰路へ向かいました!
釧路周辺のおすすめスポットは次回旅後に更新したいと思います。

まとめと北海道ツーリングへ行く方へのアドバイス

いかがでしたか?北海道ツーリングでぜひ寄ってもらいたいスポットを紹介してきました。
最後にここでは北海道の旅を最高に楽しむためのアドバイスを紹介していきたいと思います。

ツーリング中は必ず雨に降られます!

北海道の旅では1日の移動距離がとても長いです。
いくつもの山を越えての移動となるため、さっきまで晴れてても急に雨が降ってくることはしょっちゅうあります。
そこで、雨に降られても快適に運転できるようにレインスーツは必ず持っていってください。

おすすめレインスーツも紹介しています。

スピードの出しすぎにはご注意を

直線道路が続いているので周りの車やバイクはものすごい速度で飛ばしています。
が、北海道の道路では野生の動物が飛び出してくることがあるため、要注意です。
キツネなどの小動物ならまだしも、それなりの速度で鹿と衝突なんてしたら…想像しただけで恐ろしいですよね。
ツーリングを楽しい思い出にするためにも法定速度は守って安全運転で移動することをお勧めします。

ガソリンはこまめに給油を!

私のCRF250Fは燃費はそこそこ良いのですが、燃料タンクの容量が約7リットルと非常に少ない。
本州ならばどこにでもあるガソリンスタンドが、北海道では中々見つからずに思うように給油できなくてガス欠寸前になったことが何回かありました。
メンタル的にもよろしくないため、筆者の場合は残量が半分付近で給油するように心がけていました。

北海道滞在中のガソリン代と給油回数

CRF250Lの場合ですが、参考までに掛かったガソリン代と給油回数をレシートからまとめてみました!
北海道での走行距離は約2,000kmで6日間の滞在という条件です。

ガソリン代・・・7,194円
給油回数・・・・16回

1日当たり2.6回ガソリンスタンドで給油したことになりますが、思っていたほどガソリン代は掛かってないですね。

ツーリングマップル北海道版は必ず持っていきましょう!

北海道ツーリングに行くならばツーリングマップルは必携です!
ただ単に目的地へ移動するだけなら不要ですが、この地図には絶景スポットやグルメスポットの情報が満載で移動を「旅」に変えてくれるすばらしいアイテムです。

値段は少々貼りますが、注目してほしいのは情報量です!
編集社のライダーさんが実際にバイクで走り、見て、体験した情報がぎっしり詰まっています。
筆者のような林道も楽しみたいライダーのために、林道の道路情報(凸凹、通行止め)も詳細にかいてあり、非常に分かりやすい仕上がりになっています。

昭文社ツーリングマップル北海道2021より

筆者の場合はこの地図にその日走ったルートや地図には記載されていなかった情報を書き込んで、旅日記代わりにしていました。
後からスポットの名前を思い出したい時や旅の思い出に浸りたい時などにも重宝しています。
次回北海道ツーリングに行くときの参考にもなりますよね!

このツーリングマップル北海道版は値段以上の価値がある1冊なので購入することを強くお勧めします。
事前に買っておくのがベストですが買い忘れた方はフェリーの売店や現地の書店でも売ってたりするのでご安心ください。

筆者が北海道ツーリングに実際に行き、ぜひ寄ってみてもらいたいスポットや情報を記事にしてみました。これから北海道ツーリングに行かれる方の参考になれば幸いです。
また、読者様のおすすめスポットがあれば問い合わせフォームやコメントにて教えていただければ幸いです。

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